サイパン国際空港は10月28日から臨時便の運航が一部再開され、24日より島内で足止めされていた海外観光客は30日現在、その大半が帰国しています。また、グアム経由の臨時便ではサイパンおよびテニアンに災害支援のため政府関係者が入島、復興のための支援作業が島内各所で開始されています。

今後は、日中のフライトに限り、災害支援関係者および帰島住民を対象に、臨時便での運航が行われるとともに空港設備の正常化に向けての復旧作業が進められます。正常運航の再開目途については、現時点ではまだ発表されていません。渡航予定のある方は、ご利用の航空会社または旅行会社へ必ず事前にお問い合わせください。

サイパン島内の大半のホテルは、自家発電システムによって電力・給水が確保され、営業を続けています。但し、台風被害を受けた一部の客室や設備により、部分的な営業縮小を行っているホテルもあります。なおサイパンワールドリゾートは、エアコンおよび給水設備のメンテナンスのため11月30日まで一時休館の予定です。

(10月30日13時現在)


28日現在の状況をお知らせいたします。

閉鎖されていたサイパン国際空港は、28日以降、一部の運航が再開される予定です。まずはサイパンで足止めされている海外観光客の帰国、またサイパンの外にいて戻れなくなっていた北マリアナ諸島住民の帰島が進む見通しです。

空港設備の復旧にはまだ時間がかかり、再開される運航は日中のフライトに限定されます。運航状況は随時変更の可能性があるため、再開予定の臨時便への搭乗対象になる方は、ご利用の航空会社、旅行会社へ詳細をお問い合わせください。

なおマニャガハ島は11月3日までの閉鎖が発表されました。4日以降については現時点では未定です。

ガラパンのTギャラリアサイパン by DFSは、現在正常営業しています。ホテル-DFS間を運行するシャトルバスも一部区間を除き運行を再開しています(※北ルートは通常大型バス、南ルートは通常より小型のバンでの運行です。コーラルオーシャンゴルフリゾートへの運行は再開していません。)クレジットカードの利用も可能です。その他の一部スーパー等も営業を再開していますが、クレジットカードの利用に制限がある場合があり、現金のみ支払い可の店舗も一部ありますので、ご注意下さい。

(10月28日13時現在)


2018年10月25日未明、大型で猛烈な台風26号(Yutu)が北マリアナ諸島を直撃しました。26日現在、台風は北マリアナ諸島を通過し、西北西の方向に進んでいます。天候はすでに回復していますが、サイパン、テニアン、ロタのマリアナ3島では、今回の台風の被害状況を確認するとともに、現在復旧を進めています。

台風の被害を受け、サイパン国際空港は現在一時閉鎖されるとともに離発着を含むすべてのフライトがキャンセルされ、再開見込みは現段階では正式発表されていません。点検および補修を行い、安全が確認され次第、アナウンスされる予定です。
なお、サイパンおよびテニアンの大部分が停電中です。そのため一部ホテルでは、営業を縮小ないし休業しているところがありますが、多くのホテルでは自家発電システムによって電気・水道供給が確保され、営業を続けています。

主要道路および副道の多くは、倒れた電柱および木々の撤去作業が進められ徐々に通行可能となっていますが、安全が確認されるまでは不要な外出を避けるようお願いいたします。外灯や信号が停電の影響で作動していないため、運転の際は速度を落とし、道路の破損や落下物にはくれぐれもお気を付けください。夜間の走行もできるだけお控えください。

マニャガハ島は安全確認のため、現在一時閉鎖中です。その他のパブリックビーチは再開されましたがホテルやツアー会社に確認をし、またビーチの案内標識をよく読んでお出かけください。

これからマリアナへ渡航を予定されている方は、ご利用されるホテル、旅行会社、また航空会社に状況を必ずご確認いただきますようお願いいたします。

なお、10月27日に予定されていました「アイアンマン70.3」は、中止となりました。

その他の現地最新情報につきましては、北マリアナ諸島連邦政府の公式サイト(https://gov.mp/) or official Facebook page(https://www.facebook.com/CNMIGov/)をご覧ください。

(2018年10月26日17時45分現在)