
【民 族】
チャモロ人及びカロリニアン人という2種類の先住民族が居住しています。16世紀に諸外国との交流が始まる以前は、チャモロ系の単一民族が居住していました。現在では、アメリカ、ミクロネシア、フィリピン及びアジア系民族を含む多民族社会が形成されています。
【宗 教】
マゼランが来島する以前は、チャモロ族の土着信仰(地元神)が中心でした。今では、あらゆる宗派の教会が諸島のいたるところにあります。【伝統文化】
東南アジア方面から海を渡って島に住みついた古代チャモロの人々は、ヨーロッパ人の到来とともにその姿を消していきました。疫病、戦争、カトリック教への改宗などにより、伝統文化も大きく変化しました。それでも、チャモロ語をはじめ、古代からの伝統や習慣は今も残されています。その多くは土地や海に対する畏敬の念に基づいたもので、ジャングルへのハイキング、サンゴ礁や外洋で釣りをする際には、「タオタオモナ」の霊(先祖の霊)に敬意を払う習わしが今もあります。

一方、カロリニアン文化はチャモロに比べると古来の姿をとどめています。伝統舞踊、機織りや工芸、カヌー作り、海洋技術といった伝統文化が今も生活の一部になっています。
【ボージョボー人形】
北マリアナ諸島(サイパン・テニアン・ロタ)に古くから伝わる民芸品、ボージョボー人形
“幸せになれるサイパンの人形”としてお土産として人気です。
ボージョボー人形は、サイパンの先住民族・チャモロ族が古くから親しんできた、愛と富を成就させる願掛け人形です。男の子と女の子が対になったボージョボー人形の手足を色々な方法で結び合わせ、いつも見えるところに飾り、強く信じることにより願いが叶う、という伝説があります。

私の名前はボー ジョー ボー。 私はマリアナ諸島サイパンの小さな村サンロケから来たの。 長い間、森に隠れているのだけどボー ジョー ボーの木から ちょっと出てきたの。かわいくて、裕福で、たくましい私。 もしあなたが私の強さや愛やお金を必要とするなら、すべて持つことができるけど、でも強さを得るためには、あなたのは私の腕を組み合わせ、 愛を得るにはためには、私の足を交差させる必要があるの。 お金を得るためには、私の背中にまわして縛るといいわ。 そして、最後にあなたがしなければいけないことは、 私をあなたから見えるどこかにつるして、私を信じること。 憶えていて、私の愛は、私の目の種から、私の富は、私の腕と足のココナッツ繊維から、 私の力はボー ジョー ボーの木の実から出るのよ。」(説明書より抜粋)